SoapUIでのStrategy別のLoadTest動作概要
SoapUIでのStrategy別のLoadTest動作概要を記述する。
目次
SoapUIでのStrategy別のLoadTest動作概要
1.概要
SoapUIはWebサービスのテストを行うためのツールで、WSDLからSOAPリクエスト用スタブを自動生成したり、負荷テスト、モックWebサービスの作成などを行うことができる。
本手順では、SoapUIでのStrategy別のLoadTest動作概要を説明する。
2.前提
LoadTestで指定する主なパラメータとLoadTest実施後に得られた結果データに関する基本的な意味を列挙する。
設定パラメータ
Limit(Seconds) | テストの実行時間(秒) |
Limit(Total Runs) | Stepの実行数 |
Limit(Runs per Thread) | 1スレッドあたりのStep実行数 |
Threads | リクエストの多重度 |
TestDelay | リクエスト送信間隔 |
Random | 送信間隔のふれ幅 |
結果データ
Min | レスポンス時間の最小時間(ミリ秒) |
Max | レスポンス時間の最大時間(ミリ秒) |
Avg | レスポンス時間の平均(ミリ秒) |
Cnt | 総リクエスト件数 |
Tps | 1秒当たりのリクエスト件数(件/秒) |
Err | エラー発生件数 |
3.Strategy別の動作説明
Strategy=Simple
最も利用シチュエーションの多いパターンであると思われる。
Limit時間の間、Threads数のクライアントスレッドを動作させる。
1スレッドがリクエストを行いレスポンスが返ると、TestDelayの間待機した後に再びリクエストを行う。送信間隔のふれ幅としてはRandom(0~1)で指定する。
ひっきりなしに(絶え間ない状態で)リクエストする為には、TestDelay・Randomを共に0を指定して実行する。
Strategy=Burst
<調整中>
Strategy=Thread
<調整中>
Strategy=Variance
<調整中>